民泊には、旅館業法許可、国家戦略特別区域法認定、住宅宿泊事業法届出のいずれかが必要になります。
そのためには保健所や消防など行政の許可・申請等の手続きが必要です。
建築防災システムでは、旅館業、民泊の手続きを行政書士と連携して申請代行をおこなっています。
根拠法令 | 旅館業法 | 国家戦略特別区域法 | 住宅宿泊事業法 | |||
所管省庁 | 厚生労働省 | 内閣府 (厚生労働省) | 国土交通省・厚生労働省・観光庁 | |||
民泊の種類 | 簡易宿所 | 特区民泊 | 新法民泊 | |||
家主居住型 (ホームステイ型) | 家主不在型 (ホスト不在型) | |||||
許認可等 | 許可 | 認定 | 届出 | |||
契約形態 | 宿泊契約 | 賃貸借契約 | 宿泊契約 | |||
実施可能エリア | 全国 | 指定エリア | 全国 | |||
住専地域での営業 | 不可 | 可能(各自治体で制限の場合あり) | ||||
営業日数制限 | 1泊から上限制限なし | 2泊から上限制限なし | 1泊から180日以内/年 | |||
宿泊者管理形態 | フロント設置 | 対面管理 | 家主居住型 | 住宅宿泊管理業者 | ||
客室管理形態 | 事業者 | 事業者 | 家主居住型 | 住宅宿泊管理業者 | ||
宿泊者名簿の作成・保存義務 | 要 | 要 | 要 | |||
居室の床面積 | 3.3㎡以上/人 (宿泊者10名未満) | 25㎡以上 | 3.3㎡以上/人 | |||
台所 | 不要 | 要 | 要 | |||
浴室 | 要 | 要 | 要 | |||
トイレ | 要 | 要 | 要 | |||
洗面設備 | 要 | 要 | 要 | |||
衛生措置 | 換気、採光、照明、防湿、清潔等の措置 | 換気、採光、照明、防湿、清潔等の措置、使用の開始時に清潔な居室の提供 | 換気、除湿、清潔等の措置、定期的な清掃等 | |||
建築基準法上の取扱い | ホテル・旅館 | 住宅 | 住宅 | |||
非常用照明等の安全確保の措置義務 | 要 | 要 | 要 | |||
消防法上の取扱い | ホテル・旅館 | ホテル・旅館 | 寝室50㎡以下 | 寝室50㎡超 | 50㎡以下 | 50㎡超 |
住宅 | ホテル・旅館 | |||||
消火器 | 要 | 要 | 要 | |||
誘導灯 | 要 | 要 | 要 | |||
自動火災報知設備 | 要 | 要 | 不要 | 要 | ||
屋内消火栓設備 | 要 | 要 | 不要 | 別途協議 | ||
近隣住民とのトラブル防止措置 | 不要 | 必要 | 必要 | |||
不在時の管理業者への委託業務 | 規定なし | 規定なし | 規定あり |
※各自治体や行政の条例で取扱いが異なる場合があります。